劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel] Ⅱ.lost butterfly」感想

 

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 Fate/stay night [Heaven's Feel] Ⅱ.lost butterflyを観てきました。ネットで映画館の混雑状況を見て、これは落ち着いてから行こうかなと思っていたのですが、Twitter上や友人から「とにかく良かった」「桜が‥」と言われて日本橋のTOHOシネマズに空いていた混んでる割には中央寄りの後方席を予約してしまいました。 

 

で、観終わったので感想を言うと 最高でした!!

 

*以下ネタバレ等含みます。

 

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あらすじ

 第一章が序章であるなら、今作第二章は起承転結における"承転"に当たるとストーリーであると言って良いでしょう。ストーリーは第一章の終わり、柳洞寺でセイバーを追いかけて見失うところから始まります。第一章で士郎を導いたセイバーがいない中、慎二が桜を連れ出しライダーと士郎を戦わせる。その中で実はライダーは桜が令呪で慎二に従う様にしていただけで、真のマスターは桜であったという事実を士郎は知ることになる。同時に慎二の薬品により桜は暴走する。

 

 暴走を押さえる事に成功したものの、桜に取り憑いた刻印虫はそれこそ聖杯に頼らなければ取り除くことができず、いつ桜の暴走により多くの死人が出る自体が発生するのか分からないという状態に陥ります。HF自体の根幹ともなりますか、正義の味方を宣言している士郎は、

 

「誰にとっての正義の味方であるか」

 

という問題に直面します。士郎はここで「多くの人の正義の味方」である事よりも、自らが好きな子である「桜だけの正義の味方」となる事を選択します。

 

 その後、イリヤに協力を仰ぐためにアインツベルンの屋敷に向かった士郎は、間桐臓硯(アサシン)とイリヤ(バーサーカー)の戦闘に遭遇し凛と合流。そこで登場する黒い影そしてセイバーオルタとバーサーカーの戦闘の結果としてアーチャーと士郎は死にかけの状態となり、アーチャーは死ぬ寸前に士郎に腕を移植します。

 

結果として衛宮家には士郎・桜・ライダー・イリヤが揃い、臓硯への対抗策を探ることなります。その間、黒い影が忍び寄りつつも士郎と桜は結ばれます。しかしそうした日々は当然続くことは無く、臓硯は黒い影を止めるには桜を殺す事が必要と士郎に告げ、士郎は迷った末に眠っている桜に包丁で刺そうとするも手を下す事ができずに終わります。悩む士郎を見た桜は決着をつける為に間桐家に向かいます。しかし臓硯の策略で襲ってきた慎二に対して抵抗する中で黒い影に取り込まれ第二章は終了します。

 

感想

 Heaven's Feelのシナリオ自体は知っているのですが、最初から最後までドキドキと目を離さず画面を食い入る様に見つめたくなる映画でした。勿論純粋にストーリーが面白いというのもあるのですが、アングルなど第一章にも増して映える戦闘シーンと桜との想いが近づいていくシーンとの対比が美しく、もっと観ていたいと思わせてくれるクオリティーでした。

 

 あと結構Twitterとかで「桜エロい」とかいう投稿を見て、私はそういうツイートはしないぞと思っていたのですが、鑑賞後普通に「桜、エロかった」と呟いてしまいました。だってあの表情からの指舐めエロすぎるでしょ…まぁ表情で言うと個人的には凛をお姉ちゃんと呼ぶ時の桜の方が好きかもしれません。

 

最終章となる第三章「spring song」が早くも楽しみだな。

ってか、もう2回くらい観に行きたいです…()