異なるiCloud ID(Apple ID)のiCloudメモを移行する方法
中々レアなケースだと思いますが、旧iCloud ID→新iCloud IDとの間でメモアプリのデータを移行したので備忘録的に残しておく。
※Apple IDとiCloud IDって元々別扱いだったかと思いますが、基本的に同一のIDとして認識している方が多そうだし、Apple的にも同じに扱っている節があるので併記しておきました。以下IDと表記しています。
※この手法が可能なのは、Macユーザーのみとなります。Windowsユーザーの方や説明がどういう事をやっているか分からない方は、メモを旧IDから新IDにメモを共有して利用する方が良いと思います。
手順
①Macで旧IDでログインした以下2つのメモ帳のフォルダを退避させる。
・{Username}/Library/Containers/com.apple.Notes/Data/Library/Notes
・{Username}/Library/Group Containers/group.com.apple.notes/
※設定ファイルを入れ替えるので、混乱防止の為に旧ID用のMacのユーザーアカウントを作ってやると良いかと思います。
②次にどちらのIDとも紐付いていない(メモ同期を外すだけでOK)状態のメモのフォルダに①で退避させたフォルダと差し替えます。
※差し替え時にバックアップ忘れずに!
③起動後、旧IDのドキュメントがメモアプリ上で表示されますので、ローカル”このMac内のすべて”(これ重要)にコピーします。その後、メモアプリを終了
※私はここで一旦、ユーザーアカウントごと一旦ログアウトしました。
④新IDでの同期を行うとiCloudのメモ帳は新IDに差し替わり、ローカルのデータはローカル”このMac内のすべて”に格納される形になっている筈です。ローカルのファイルを右クリックでiCloudのフォルダにコピーすれば完了です。
以下、参考にさせて頂いた記事